映画『ジョーズ』情報
1975年アメリカ映画 124分 原題 Jaws
監督/スティーブン・スピルバーグ
ロイ・シャイダー・・・マーティン・ブロディ/アミティ島に赴任してきた警察署長
ロバート・ショウ・・・クイント/アミティ島のプロのサメハンター
リチャード・ドレイファス・・・マット・フーパー/若い海洋学者
ロレイン・ゲイリー・・・エレン・ブロンディ/マーティンの奥さん
映画『ジョーズ』ネタバレあり感想
①アドベンチャームービーみたい
観る前は、てっきりホラー映画だと思ってました。あの、ダーラン、ダーラン、ダランダランダランダラン・・・っていうBGMがあまりにも有名なので。
心臓に悪い映画か~と思いながら見たんですが、見てみると意外や意外。アドベンチャームービーみたいな印象でした。
ジョーズを倒すために海へ出るための準備のシーンとか、恐ろしい敵と戦う前なのに、妙なワクワク感。冒険にでる人物たちは少年ではなく、結構な大人でしたけど。
いや、改めてやっぱりアドベンチャーでしたよね?
巨大な敵に立ちむかう、結成したての3人組が、いろいろお互いぶつかり合いながら信頼関係を築き、最強の敵と戦う!
最後は、海に対しても(海恐怖症)、サメに対しても戦力外だった【署長】が知恵と勇気で敵を倒す、という流れとか・・・
少年ジャンプで連載されててもおかしくないじゃん!って思いました。
何よりも見終わった後の爽やかさ。
一応、アクションスリラーというジャンルなんだそうです。
②スピルバーグの少年魂
サメに人が食われるシーンとか、サメに襲われるシーンなど、残酷なシーンはもちろんあります。
血が苦手という方は抵抗あるかもしれません。それでも、どことなく爽やかさが残るのは、やっぱりちょいちょい入るワクワク感のせいだと思うのです。
確かに、未知のものに対面するのは、不安でもあり、恐怖でもあり、それと同時に何らかの期待もあります。
しかし!スリラー映画でワクワクしたことなどありません。
『ジョーズ』の監督はあの、E.Tとか。インディジョーンズを作ったスティーブン・スピルバーグ。
(こちらの方が先ですけど)
スピルバーグの少年魂かしら、と思わされました。
老若男女、楽しめる映画だと思います!(でも、血が苦手な方はやめた方がいいかも)
③ジョーズとは、顎のこと
それにしても、何故ジョーズなのか?サメですから、シャークじゃないのか?
不思議だったのですが、ジョーズとは顎のことらしいです。
サメの顎でかみ砕かれる恐怖を表してるのかもしれませんね。
でもそれならサメの歯のほうがインパクト強くなかったですか?
と、考えてもしょうがないことを考える・・・(汗)。
ちなみに日本公開前の仮の題名は『死の海峡』だったそうで。
なんか、一昔前の映画のタイトルみたい・・・。
ジョーズ、と名づけた方、ナイスセンスですね!
それにしても・・・誰かがジョーズと呼んでるくだりあったかしら???
謎です。