映画『インターステラー』情報

2014年 アメリカ映画 169分 原題 Interstellar
監督 クリストファー・ノーラン

マシュー・マコノヒー・・・ジョセフ・クーパー/元宇宙飛行士。今はトウモロコシ農場で働いている
アン・ハサウェイ・・・アメリア・ブランド/科学者。ブランド教授の娘。宇宙船乗務員
ジェシカ・チャステイン・・・マーフィー・クーパー/ジョセフの娘。
ウェス・ベントリー・・・ドイル/博士。宇宙船乗務員
デヴィット・ジャーシー・・・ニコライ・ロミリー/博士。宇宙船乗務員
マイケル・ケイン・・・ジョン・ブランド/NASAの科学者。人類を救うための研究チームラザロ計画の主導者

映画『インターステラー』ネタバレあり感想

①長いのも、難しいのも苦手だけど観てよかった

とりあえず【3時間近くある】ということでかなり覚悟を持ってみました。(集中力がない人間なので(汗))
そして、科学とか全くちんぷんかんぷんなので、いえ、もっと言うと全くもって苦手なので結構観るのは挑戦でした。
実際世の中の映画評も【難解】という言葉が並んでいたのも不安要素の一つではあります。
そもそも宇宙ものとかは興味がなく!学術用語みたいなのが出てくると頭が痛くなる!
と、敬遠する理由はいくらでもありました。
それでも観てみようと思ったのは、監督が話題作を沢山撮られるクリストファー・ノーランだったことと、ノーランが撮った『ダークナイト』のヒースレジャー演じるジョーカーにしびれた私としては
「見ないわけにはいかないんじゃないか???』
ということで観ました。

結論、観てよかったし、これは映画館で観た方がよかったんだろうな、と思いました。

②映像が素晴らしい

特に宇宙に行ってからの映像が素晴らしかったです。
私は家のテレビで観てしまったのですが、これからご覧になる方は、画面の横をみたら見慣れた家具が見える状態ではなく、完全に集中してその世界にどっぷりはまれる映画館で観ることをお勧めします。何よりも大きな画面で見た方が迫力があっただろうな、と思いました。
(どうせ見るなら最高の状態で観た方がよいですから)

③確かに序盤は難しいと言えば難しかった

内容は、序盤、案の定難しい科学的用語が出てきたりして、私の頭では説明を聞いても良く分からず、
「これは何度も観ないと理解できないなあ・・・(汗)」
「でもこんなに長いの何回も観れないなあ・・・(涙)」
などと思っていたのですが、
「話の展開がまーったく分からない!」
というほどではなかったので、なんとなく見続けました。

④思いもよらぬアハ体験

色々困難を乗り越えて地球を救うべく宇宙船に乗り込み、まあ、予想通りと言えば予想通りですが、仲間割れをして(←そうでないとドラマにならないのでしょうが(汗))、それも何とか乗り越えて、地球に帰ろう、ということになるのですが・・・。

感動したのは、最後の30分くらいからのアハ感覚。
それまでよくわからなかったことが、
「あー!あそことリンクするのか!」
というようなことがたたみかけるようにやってきて、最後のスッキリ感。
難解だと思ってただけに余計に解放感が広がるというか、見終わった後の満足感が凄かったです。

⑤エンターテイメントでした

難しい作品というイメージが先行してましたが、いかにもアメリカ映画的なライトな会話もあり、葛藤もあり、涙もあり、そして最後は愛でしめる。
ザッツエンターテイメントだな、と思いました。
もちろん、細かく理解したい人は何度も観て発見していくという楽しさもあると思うのですが(情報量が沢山あるだけに)、一度見ただけでも十分楽しめる作品でした。

一言で言うと愛情の尊さと、あきらめないことが大事、ということを伝えた冒険ストーリーだったのではないかと思います。
(そういうと難解という言葉への抵抗が減りそう)

最後に、やはり、あのロボットはスターウォーズのパロディなんでしょうか?
宇宙ものだけにねえ???
そして、調べていて知ったのですが、ジョセフの息子のトムの少年時代はティモシー・シャラメが演じてたのに驚きました!

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投稿者

ヤスティ

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