「最近体調がよくない。 」
休息は取ってるんだけどよくなる気配がない。
栄養ドリンクを飲んで、一時は元気になるものの、何時間か経つとまた元のしんどい
状態に戻ってしまう。でもどうしたらよくなるのか分からない・・・。
そんなこと思って悩んでませんか?
身体の調子が悪いとメンタルも落ちてくるもの・・・。
元気になれるなら何でも試してみたい、そんな気にもなりますよね。

ここではヨガを使って、身体のメンテナンスをする方法についてご紹介します。 

私はとても身体が固いのですが、実はヨガインストラクターの資格を持っています。
残念なことに、何年経っても私の身体は柔らかくなりませんがそれでもヨガに通っています。
それはヨガの素晴らしさを実感しているからです。

身体が柔らかくなることだけが目的ではない、ヨガの魅力について説明します。
どんな人でも気軽できるのがヨガの魅力。
身体の調子が悪くて何とかしたい方はもちろん、ヨガをやってみたいけど
運動苦手だし・・・と躊躇している方にもぜひ読んでいただきたい
内容です!

身体が不調な時にヨガをすると調子が良くなることがある

体調がすぐれないとき、ただ休んでいるより、ヨガをして調子が良くなることがあります。
それは血行が良くなるからです。
日常、デスクワークでずっと座っていたり、仕事で立っていたり、同じ姿勢でいると、
血行は悪くなりがちです。暑い夏なのに、手足の先が冷たい、そんな経験ありませんか?
血行不良というのはそれだけ体調に影響を与えます。
ヨガが血行を良くする理由について説明していきます。

ヨガをすると身体の血行が良くなる理由3つ

①ヨガの「呼吸」は血行をよくする

ヨガでは呼吸法のことを「プラーナヤーマ」と呼びます。
サンスクリット語で、呼吸によってエネルギーを整えることを意味しています。
緊張していたり、心が不安定なとき、呼吸は浅くなります。
呼吸が浅いと肺の一部にしか酸素がいかないため血液中の酸素が不足します。
すると、血行が悪くなり、代謝が落ちて疲れやすくなり、病気になりやすくなってしまうのです。
なので、ヨガの呼吸法では呼吸をコントロールし、深い呼吸の状態を作ることで、血液中の
酸素濃度を高くし、体内の酸素供給を活発にして、代謝を上げ疲労を軽減させていくのです。

胡坐や正座などの安定した姿勢で自分のペースで繰り返すだけで効果があるので、
身体の不調な方にもおすすめです。

②ヨガの「アーサナ」(ポーズ)は血行を促す

ヨガのアーサナをとっていくことで血行が良くなっていきます。
縮こまった筋肉を伸ばしほぐしていくことで血流がよくなるからです。
ヨガのアーサナとは、ヨガのポーズのことです。
ヨガのアーサナというと難しいイメージを持つかもしれませんが、シヴァ神によると、
8,400,000もあるんだとか!
逆に考えると、それだけあるのですから難しいアーサナしかないということはありません。
アーサナは立位(立って行うアーサナ)、座位(座って行うアーサナ)、寝た状態で行う
アーサナと大きく3つに分けられますが、その難易度は様々です。
無理をして難易度が高いアーサナを、息が止まってでも挑戦する、というのはヨガの目指すところでは
ありません。
自分の身体と向き合い、呼吸と連動させながら、気持ちよく身体を伸ばしていきましょう。
そうすることで全身に血液が周り、血行が良くなっていきます。

③ヨガで自律神経が整うと血行が良くなる

自律神経には活動モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経があります。
普段仕事をしているときなど、身体の状態は活動モードになっていて、緊張状態になっています。
交感神経が強すぎると、筋肉が緊張するので硬直し、血管が収縮して血流が悪くなり、
身体に不調をおこしやすくなります。
リラックスモードの副交感神経が強すぎると、血管を拡張させ呼吸は深くなりますが、筋肉が弛緩し、心身が休息状態になるため、低血圧や無気力、頻尿、尿漏れなどの泌尿器系のトラブルがおこりやすくなります。
自律神経は交感神経と副交感神経をバランスをよく保つことが大切です。
ヨガではアーサナで交感神経を刺激し、呼吸を深く保つことで副交感神経を刺激するので、自律神経を整えるのに最適なのです。

身体が不調な時にやみくもにヨガをしてはいけない

ヨガはただやみくもにやればいいというものではありません。
ヨガの目的は「心と身体を健康に保ち、調和させることで幸せに生きる」
ということなので、自分と向き合い、自分を受け入れることが大切です。
身体の調子が悪い時は、そんな自分と向き合い、調子の悪い自分を受け入れることが
重要なのです。無理をするとかえって体調を悪化させてしまう可能性もあります。
身体が不調なときは特に、自分の状態にあったアーサナを選ぶか、アーサナをとらない、
という選択をしましょう。

身体が不調な時におすすめするヨガのアーサナ

キャットアンドカウ(猫のポーズ)

キャットアンドカウは背中全体を動かすことで背中の筋肉がほぐれ
血液の循環がよくなります。
また、肩甲骨を動かすため首周りや、肩こりの軽減にも効果的です。
背骨周りに自律神経が通っているため、自律神経を整えるポーズ
でもあります。

①四つん這いになる

両手と両膝をマットにつき、四つん這いの姿勢になります。
手を肩幅に開き、肩の真下につきます。その際、
肩が上がって首が縮こまらないように肩を落とします。
足は腰幅に開き、股関節の真下に膝が来るようにします。
足のつま先は寝かせ、目線は手と手の間、尾てい骨から頭の
てっぺんまで背中を真っすぐ一直線に保ち、床と平行にします。
おしりの穴はしめ、お腹は引き揚げておきます。

②背中を丸める

息を吐きながら両手でしっかりマットを押し、背中と腰を丸めます。
目線はおへそへ。肩甲骨辺りが天井から引っ張られてるイメージを
持つといいでしょう。
おしりの穴もしっかりしめると、お腹の丹田にぎゅっと力が入り
お腹が引き上げられます。
アーサナをとりながら、しっかり体中の息を吐ききりましょう。

③背中を反らせる

息を吐ききったら、今度は息を吸いながら腰から背中を反らせていき、
最後に首を上げて斜め上前を見ます。その際、首の後ろが折れないように
注意しましょう。また、お腹の力が抜けていると、腰が反りすぎてしまい
危険です。
胸の真ん中辺りを床から引っ張られてるイメージを持つと肩甲骨が開きます。
新鮮な空気を身体いっぱいに取り入れましょう。

④②と③の動きを繰り返す

空気を吸い込んだら、また息を吐き②と③のポーズを繰り返します。
ゆっくり自分の呼吸のペースに合わせて3、4回繰り返します。

身体が不調な時に自宅で出来るヨガレッスン

今は、ユーチューブで無料で動画を上げてくれている方がいたり、
オンラインのヨガレッスンが増えていたりと、ヨガを始めやすい
時代です。
ですが、ヨガは誰にでもできる一方、間違ったアーサナで練習を
続けると、身体を壊してしまったり、害を及ぼしてしまうこともあります。
はじめは、無料で上げてくれているヨガ動画を見て勉強し、
自分にヨガが合うと感じたら、オンラインで受けたり、ヨガのスクールに
行ってみるといいでしょう。
ヨガと一言でいいますが実は色々な流派があり、その教え方はさまざまです。
その分、魅力的な先生方も沢山いますので、色々受けてみて、
自分に合うレッスンを見つけるのもヨガの楽しみ方の一つです。

私がおすすめするユーチューブ動画はB-FlowのMariko先生です。
私はこのユーチューブ動画に出会ったとき、この動画を無料で公開しているのか?
と感動しました。(それぐらいすごいことだと思います!)
難易度高めと感じる方もいるかもしれませんが、続けていくと身体が変化していくのが
感じられ、とても楽しいです。
よかったら試してみてください!

投稿者

ヤスティ

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